症状
    小児病
  • 便秘・下痢
    • 小児は胃腸の発育不良のため、便秘や下痢を起こしやすいです。漢方薬で胃を強くすることで症状を改善できます。
  • 風邪をひきやすい
    • こどもは集団生活で風邪をもらいやすい環境にありますが、それでもすぐ風邪をひく、すぐ熱を出す、風邪になると治りにくい、悪化しやすいなど免疫力の弱いこどもがいます。漢方的には、肺と脾の気不足ととらえて体質を強くすることで免疫力を上げます。
  • 発育が遅い・発達障害・自閉症
    • 発育が遅いこどもを指す言葉として五遅・五軟というのがあります。五遅は五つの遅い(立つのが遅い、歩くのが遅い、髪の毛が生えるのが遅い、歯が生えるのが遅い、言葉の習得が遅い)で、五軟は頭頂部が柔らかい、首がふにゃふにゃ、手足が柔らかい、筋肉が柔らかい、咀嚼が弱いことです。  発育不良は先天の精である腎と後天の精である脾を強くすることで、成長を促します。
  • 癇癪・夜泣き・怒りっぽい
    • 夜泣きが酷い、癇癪が酷く、怒りっぽいなどの症状も漢方薬が効きます。
  • アトピー性皮膚炎
    • ステロイドを使っても治りにくいアトピー性皮膚炎でも漢方薬が効きます。治療には漢方などの内用も必要ですが、保湿などの外用や食事なども重要になります。
  • うつ・精神不安・神経症
    • 不安感、受験のストレス、学校に行きたくないなど様々なストレスにより心が弱っている状態にも漢方薬は有効です。
  • 起立性調節障害・寝起きが悪い
    • 寝起きが悪い、朝ごはんが食べられない、朝何度も下痢をする、朝体温が極端に低いなど起床時の体調不良に漢方薬が効きます。原因は夜更かしもありますが、胃腸虚弱や痰湿(体にたまったむくみのようなもの)が溜まっている人が多いです。