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風邪に葛根湯で有名な葛根湯。
飲んでも効かなかったという方も多く見受けられます。
なぜ葛根湯が効かなかったのか?

一つは、葛根湯の証でなかった可能性。
のどの痛みには葛根湯はあまり効きません。
のどの痛みは銀翹散を使います。
「私、風邪はののどからくるのよ」という人は葛根湯が効きにくいと思います。
また、汗がないときは葛根湯ですが、汗がじわじわ出ている時は桂枝湯の方がよく効きます。

もう一つは葛根湯の証だったが、葛根湯を飲んだのに治らなかった可能性。
なぜかというと葛根湯が風邪を治すわけではないから、葛根湯を飲んだだけでは治らないことがあるのです。
葛根湯は発汗療法のうちの一つで、うまく発汗させないとカゼは治りません。

葛根湯を飲んで、発汗させればカゼが治り、葛根湯よく効いたなーとなります。
うまく発汗させるためには、
①おかゆやうどんを食べて、薬力を助ける。
②厚着したり、暖房をかけたり、毛布にくるまったり温かくする。
③汗が出ないときは~~する。
④一服で汗が出たら服用を止める。汗がでなければでるまで飲む。
 身体から汗がでて、下着を3回変えるぐらいが良いらしいです。(緒説あり)

というわけで、なぜ葛根湯が効かなかったのかは、そもそも薬が違うか発汗をしてカゼを治すことをしていなかったのではないかという可能性があります。
ほかにも体力・免疫力の落ち込みやストレスなど体調悪いとカゼが治りにくい場合もあるので、この限りではありません。

(参考文献:漢方治療44の鉄則 坂東正三)